はい、私はサービスが終了するときいてトワツガイに戻ってきた恥さらしです。
元来ソーシャルゲームとの相性が悪く長く続けていられない人間だ。以前は八月のシンデレラナインとか長いこと付き合ってるゲームもあったんだけど、今となってはもうまともに遊んでいるソーシャルゲームはない。トワツガイはサービス開始から50日ほど遊んでいたらしく、自分にしては長く続いたほうだ。
自分とトワツガイの思い出というと、クランに入って仲間とお嬢様言葉でチャットしながらイベントに挑戦していたのが楽しかった。思い出深かったのは定期的に開かれるグルメイベント。ネビィという甲高い声でやかましく喋る緑の鳥のご機嫌ポインツを稼ぐイベントなのだけど、その内容はステージを周回して入手した食材を鍋に投げ入れるといういたってシンプルなもの。鍋はクランでリアルタイムに共有されているので、仲間とのそこそこな協調プレイが要求される。仲間とタイミングを合わせてあれを投入ですわ!これを投入ですの!したり、必要のない食材を一斉に投げ入れる祭りが開催されたりして、ソーシャルゲームを楽しんでいた気がする。
いわゆる盆栽ゲームであり、素材のために周回する時間が惜しくなって離れたわけだが、サービス終了と別アプリでのストーリーの継続展開が発表され、えっゲームしなくてもいいんですか!?とおめおめ戻ってきた。すまない。遊んでいた当時はストーリー読むのも若干苦労していた気がする。戻ってきたときにはサ終前の大盤振る舞いのおかげでバカみたいな最高レア排出率のガチャをバカみたいな回数まわすことができて、アホほど戦力を強化できたので最新のストーリーまでスルスル読み終えた。
ゲームがおわっても別媒体でお話を続ける告知があったけれど、ゲームだけでも物語にひとつの区切りをつけていたのが好印象。全体の物語もキャラクターたちのお話もそれぞれ大きな転換点にしっかり到達していた。とりわけ印象に残ったのがフクロウとフラミンゴ。幼馴染のツガイのお話。
幼馴染のツガイ。フクロウとフラミンゴは幼馴染なのだけど、フラミンゴはずっと恋愛的にフクロウのことを特別に想っている。昔から。けれど、フクロウにはその想いを悟られないようにしていた。フラミンゴは”私の好きと貴方の好きは違うんだろうな”って考えて、恐れているから。
そして、生前引きこもりだったフクロウはトリになることで活動的になり、仲間と行動するなかで友人もできた。けれど、フクロウの世界が広がることを、フラミンゴは素直に喜べないのだった。フクロウが自分のもとを去ってしまうと恐れさえしていた。それからもフラミンゴに上田麗奈さんヴォイスのわかり手ガールが接近してきてペアをスワップしたり戻したりとなんやかんやそんなこんなの色々な積み重ねがあり、ゲーム内での最終局面を迎える
急に現れたラスボスと戦う前に「フラミンゴにちゃんと伝えたいことがある」と宣言するフクロウ。それは友達ができたことであらためてフラミンゴは自分にとって特別な存在(=ラブ)であると気付いたということだった。「その特別ってどんな特別?」とフラミンゴに詰められて赤面するフクロウがとてもかわいい。
フクロウのド直球な告白シーンを見ていてすっごいドキドキしちゃった。何よりお互いの気持ちを言葉にしてしっかり確認しあっていたのが良くて、二人のキスにもキャーキャーしてしまった。そこから自然な流れでエネミーとの戦闘に入るのはぜったい面白を狙ってる。舞台ではこの戦闘に入る流れ存在してたのか気になる。
他のツガイもモズとツバメ以外は大きな転換点を乗り越えていて、ここで終わってもいいくらいには正しく最終回だった。そんな展開からわざわざ別媒体で続きをやる!というのだから、それだけ描きたいものがあるのかな。楽しみにござる。
そうして4章が更新されたのだけどいきなりアクセルベタ踏みでわらった。そういえばダークなファンタジーだったよ君。
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