永田町の知らない会場、星稜会館。イベント当日の火炎瓶事件の影響があったのか普通に休みだったからなのか、会場周辺はとにかく静穏だった。
この日は立花日菜さんのゲーム番組「立花日菜のもこもこゲーミング」のリアルイベントで、夜の部のゲストが土屋さんと花谷麻妃さん。土屋さんがゲームしている様子を眺めるのは楽しいので、わりとウキウキ気分。
開演時刻。イベントが始まると寝間着な立花さんが登場し、ついでゲストの二人も寝巻きで登場。番組タイトル的にもこもこしたジェラピケとか着てくることを想定していたけれど、普通に普通の寝間着姿。ナチュラル感がとてもいい。
お便りとかを読むトークパートののち、立花さんのメダルを賭けた三本勝負(立花さんも参加)。ゲーム・DIY(リース作り)・早口言葉の3セット。
ゲームコーナー。お題は『くにおくん ザ・ワールド 〜ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会〜』。くにおくんのことはよく知らなかったが、パーティゲームが詰め込まれたレトロゲームらしかった。
微妙に性能が違うキャラクターを選び、それぞれの種目に挑戦していく。種目はクロスカントリー(複数)、玉割り、バトルロイヤル。四人対戦なのでCPUがひとり参加するのだが、このCPUがめちゃくちゃ強い。一人だけ最短経路で勝ちに行ってる。1位の走者に画面スクロールは追従するので、人間が操作してるキャラクターが画面に映らなくなったりする。おもろい。クロスカントリーと玉割りまで勝ちっ放しだった。
最後の種目はバトルロイヤルでシンプルな殴り合いで、立花さんと花谷さんはなんか自主的にステージから落ちて負けていった。土屋さんはひとりステージ上でCPUとタイマン。ジャンプ蹴りを繰り出すCPUに対し、ひたすら連続パンチを繰り出す土屋さん。体力ゲージがお互い残り1になり、ついには土屋さんがCPUをついに打ち倒す。感動的なフィナーレだった。さすがスト6やってるだけある。
DIYコーナー。普段の番組にもあるコーナーで、その名の通り自分で何かをつくるコーナー。今回はハロウィンのリース作り。白いスチロールの土台にリボンとかを飾り付けて、3人それぞれにハロウィンらしいリースを作る。このコーナーもメダル争奪三番勝負のひとつなので、どのリースが良かったか客席の拍手で一番を決めるのだった。
棒をリースに突き刺して飾り付けをする。ぐさっぐさっとした突き刺す音に重みがあり、心地よい。
完成品は、立花さんがオレンジと黒を基調にしたストレートなハロウィンの雰囲気。花谷さんはリースからたくさん血が噴き出してる感じ。こわいぜ。土屋さんはぐるぐるの包帯巻きのリースから血が噴き出してる感じ。マミーなリース、かわいい。三人中二人、リースから血が噴き出していたけれど、ハロウィンってそんなに血なまぐさいんだっけ…?このコーナーはリースから一番キレイに血が噴き出していた花谷さんが勝利していた。
早口言葉コーナー。立花さんが早口言葉得意らしく、番組でも一つのコーナーとして早口言葉が設けられているらしかった。事前に視聴者から集めた早口言葉のお題をくじで一つ選び、三人で挑戦。花谷さんが苦手…という反応を示すと、いやー!プロですから!よゆーっすよ!と虚勢を張る豪語する土屋さん。おちゃらけててよい。結果として、トップバッターの立花さんがさらっとクリアする。その後の花谷さんも土屋さんもなんかぐじゅぐじゅになった気がするもののクリア。みんなクリアはしたはずなのに立花さんがコーナーの勝者ということになった。
この結果を踏まえて、三本勝負の勝者は土屋さんと花谷さんの二者ということになり、立花さんから贈呈された一つのメダルを二人で受け取っていた。
全体にわたっておしゃべりが楽しいイベントだった。お便りを読んだりするトークパートはもちろん、ゲームしながらの叫び声とか、リース作りながらのトークとか。愉快なお喋りで耳が喜んでいた。
ちゃんりお呼びよりも、りおちゃん呼びのほうが語感が可愛くて好きだなあと常々思っている。まありおちゃんだとあだ名にならないから仕方ないのはわかるけど。りおちゃんのが可愛くない?可愛さ第一主義でいたい。今日の演者はりおちゃん呼びでありがたい。
普段の立花さんのやさぐれ感をこの日はじめて知る。コンテンツライブまわりで回ってくる写真でしか知らなかったから。素だとこういう感じなんだ。
土屋さんと立花さんのやりとりはまさに旧友といった感じで、お互いの弱いところを知っているような、そんな様子にグッときた。
食べ物の話題で土屋さんが立花さんについて、「味濃いの好きだもんね」と笑い、かけうどんを半分食べてから醤油でびたびたにしていた思い出話をする。CoCo壱の話題では、トッピングをもりもりにするのが好き!と言う立花さんに対し「そんなたべれる?」と優しい声色で語りかける土屋がとても好きなシーン。「何食かにわけて食べる」と立花さんが答えられていたのも良い話。
土屋さんの花谷さんへの接し方も優しさに溢れていて良かった。そっと差し込む相槌が心地良さそう。そして褒め上手。なめらかに優しく、褒めそやす。あんなに優しくされたら気持ちよくなれそう。
そんな様子を見て、花谷さんに土屋さんってクズ男みたいなことする(文字にすると刺激的になるね)から気をつけなと忠告する感じも旧い仲らしさを感じられて良い。見てる限りだと優しくて褒め上手なのに、どうクズ男なんだろう…と思ったりする。誰にでも優しくするとかかしら?
また、花谷さんも良い性格をしておりたまに立花さんに向ける刃が鋭くて良かった。土屋さんに敬語で気さくに話してるのもあんまり見られない光景でうれしい。立花さんの実はあの子芸歴長いんですよ砲を受けてもだもだしてたのもかわいい。
スペースシップの内山さんゲスト回を踏まえると、土屋さんが人に優しくするのは”好いてもらいたい”とか”こっちを向いて欲しい”とかそういう気持ちが根っこにあるらしい。なんだかとてもかわいい光景に思える。女の子はそれぞれオンリーワンでナンバーワンだから色んな子を好きになっても仕方ないよね、みたいな土屋さんの宣言も良かった。
好きな気持ちには素直になるべき(ネガポジアングラー
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